プラセンタサプリに副作用はある?頭痛などの危険性
長い歴史があり美容にも効果があるとされているプラセンタ。
プラセンタを活用したエキスやサプリなどが続々と誕生していますが、気になるのはその安全性ですよね。「副作用はあるのか」「デメリットはあるのか」など安全性を考えて使うことを踏みとどまっている人も少なく無いはず。
本記事では、プラセンタサプリに副作用があるのか解説します。
プラセンタサプリに副作用はあるのか
結論ですが、プラセンタサプリの副作用で気をつけるべきなのは「アレルギー」です。
100%副作用がないわけではなく、摂取するプラセンタサプリによってはアレルギー反応が出てしまうことがあります。中でも動物由来のプラセンタサプリの場合、豚肉や動物性タンパク質のアレルギーを持っている人はアレルギー反応が出てしまう可能性があります。
プラセンタサプリの副作用を予防するには
もし動物性タンパク質や動物由来のアレルギーを持っている場合、プラセンタサプリを摂取する前に医師や薬剤師に相談することをおすすめします。
ただ、プラセンタサプリは日本でも医薬品として認可されており、長い歴史の中で副作用の心配はほとんどありません。一度プラセンタサプリを摂取しアレルギー反応が出て心身ともに異常をきたす可能性はそこまで高くないのが現状です。ただ、アレルギー反応が起きてしまうのはよくないことですので、一度かかりつけの医師や薬剤師に相談しましょう。
他にもプラセンタサプリの副作用はあるのか
大きくフォーカスされる副作用に「アレルギー反応が出る」がありますが、他にもプラセンタサプリによる副作用はあります。
例えば、一時的に献血・輸血ができなくなることがあります。
これは病院で更年期障害の治療などでプラセンタ注射を受けた際、変異型クロイツフェルトヤコブ病の感染予防対策として一定時間は献血・輸血ができません。過去に発症した事例はありませんが万が一のことを考えて献血・輸血は禁止されています。直接的にプラセンタサプリには関係ありませんが、こういったプラセンタ関連の副作用は小さくいくつかあります。
そもそもプラセンタとはなんなのか
ここまでプラセンタサプリの副作用について解説しましたが、そもそも「プラセンタ」とはなんなのかしっかり理解できていない人も多いと思います。
「プラセンタ」は直訳すると「胎盤」を意味します。ただ、「プラセンタ」の本来の意味は胎盤に含まれる様々な栄養成分を抽出したもので、医薬品・健康食品として一般的に広く販売されています。胎盤には以下のように胎児が成長に必要な栄養成分が含まれています。
- アミノ酸
- 各種ビタミン
- ミネラル
- 酵素
これらは胎児だけでなく、我々成人の肌や体に良い影響をもたらすとして注目されています。
プラセンタの栄養成分は自然由来
よく医薬品や健康食品を見て「これは化学合成されているのでは?」と疑問に持つ人がいます。
ただ、「プラセンタ」は化学合成されておらずすべて自然由来。化学合成でここまでマルチな栄養素を含有することは難しいとされています。また、「プラセンタ」には先ほどの栄養素以外に以下のような栄養素が含まれています。
- 拡散
- 活性ペプチド
- 他アミノ酸
いつまでも若々しくありたい!という気持ちから誕生した「プラセンタ」。「プラセンタ」は自然由来の成分のため、体に大きな負担をかけません。
正しいプラセンタサプリの選び方
さて、今市場では数多くのプラセンタサプリが販売されています。
手軽に出先でも摂取できることからプラセンタサプリを愛用している人も多いのではないでしょうか。ただ、あまりにも数多く販売されすぎており「どのプラセンタサプリがいいかわからない!」と悩んでいる人も多いはず。
ではここからは正しいプラセンタサプリの選び方を解説します。
原材料を見る
基本的なことですが、プラセンタサプリの原材料をまずはチェックしましょう。
今は豚や馬の胎盤を使用していますが、以前は牛の胎盤もプラセンタ関連製品として活用されていました。しかし、牛の胎盤は狂牛病(BSE)の発生を機に厚生労働省が「BSEが発生している国の牛・羊などの反芻動物の胎盤を原料としてはいけない」と通知を出しました。(出典:牛海綿状脳症(BSE)について)
通知が出てからはメーカーも急いで牛や羊の胎盤を使っているプラセンタ関連製品を回収しているため日本市場に出回ることはほとんどありません。
ただ、海外輸入品の場合だと原産国・品質に見極めが重要になってきます。
例えば、羊の胎盤を使っているようなオーストラリアやニュージーランドではBSEが発生した過去がありません。つまり、日本と違い羊の胎盤もプラセンタ関連製品として使用しても問題ないと言う解釈が続いています。そういった国から輸入する形で日本で販売されているプラセンタ関連製品もあります。決して100%危険というわけではありませんが、BSEの事例があるため購入は控えておくべきかもしれません。
また「CHIECO Deepdrop」のように植物由来のプラセンタであればBSEなどの心配をする必要がありません。
本当にプラセンタかどうかを見る
こちらも初歩的なことですが、プラセンタ関連製品に含まれているのが本当にプラセンタかどうかも見ておきましょう。
例えば、海洋性プラセンタというものがあります。この海洋性プラセンタは名前だけ見ればプラセンタのように見えますが、そもそも魚には胎盤がありません。そのため「正確には」プラセンタとは言えないのです。特に成長因子が含まれていないため、動物由来のプラセンタよりも効果は劣ります。
基本的には、動物由来のプラセンタを選んでおけば問題ありません。
JHFAマークがついているかを見る
「JHFA」とは、日本健康・栄養食品協会の認定マークで、品質規格基準や安全性試験をクリアした製品のみ付けられるものです。
徹底した品質管理をしていないとJHFAマークはもらえませんので、そのマークがついているかを確認するのも良い方法です。インナーケアで品質重視の場合はJHFAマークがついているプラセンタ関連製品を購入しましょう。
プラセンタサプリの副作用に関するまとめ
今回は、プラセンタサプリの副作用について解説しました。
基本的に大きな目立った副作用はありませんが、アレルギー反応が出るケースがあります。事前にプラセンタサプリに含まれる栄養素にアレルギー反応が出る栄養素がないかを確認しておきましょう。また自分だけで判別できない場合は医師や薬剤師に相談してください。