芸能人じゃなくても歯は命
いつまでも美しい女性の条件はなんだと思いますか?
「美しい歯」はその条件の1つですね。
笑ったときにきれいな歯並びだと、見ていて気持ちいいですね。
顔立ちが美しくても、歯並びが悪いとせっかくの美しさが半減。「もったいない」と思います。
日本人は、歯並びをあまり意識にしません。
これは親が子どものころから気にかけてあげるしかないでしょう。日本では歯列矯正をするのはイメージが悪いのか、ほったらかしにしがちです。
日本に住む外国人にアンケートをとったところ、七六パーセントの人が日本人は歯並びが悪いと思っているそうです。
海外では歯並びのよさは重要なので、子どものころにしっかり矯正します。大人になっても歯並びが悪いと、「家庭環境に問題があったのかな」と思われるそうです。ですから、欧米のエリートで歯並びが悪いことは考えられないと言われます。
大人になってからでも矯正はできますが、そこまでお金をかけられない人もいるでしょう。そういう方でも、定期的に歯医者さんに通ってメンテナンスをしてもらうのをおすすめします。
歯医者さんは虫歯を治しに行くところではなく、虫歯を予防するためにメンテナンスをしに行くところだと思ってください。髪の手入れをしに美容院に行く感覚で、利用する女性が増えています。
メンテナンスをするときは薬剤を使って歯石をチェックし、歯科衛生士さんが磨き残しがあるところの磨き方を教えてくれます。それから丁寧に歯石をとってくれるので、歯がツルツルになります。
ホワイトニングをしなくても、定期的なメンテナンスをしていれば、歯は白さを保てるでしょう。
最近はホワイトニングをしている人も多いようですが、そのまま永遠に白くなるわけではありません。半年に一度はホワイトニングしないと効果が保てないようですし、値段も高いですよね。それよりは定期的なメンテナンスで丈夫な歯にしておいたほうが、20年後、30年後に困らないでしょう。
年齢を重ねるほど、歯と歯の隙間は広くなりますし、一本一本が薄くなってもろくなります。
丈夫な歯を保つためには、若いころからケアをするのが一番です。
老いてから歯がもろくなって入れ歯にするより、今お金をかけてメンテナンスするほうが、ずっと安上がりだと思います。
鏡を見て、磨き残しはないか、チェックしながら歯磨きをします。
それからコップに水を入れておいて、歯ブラシをそこでゆすぐと、どれぐらい汚れが落ちているか確認できます。そのような、日ごろのケアがとても大事です。
虫歯や歯周病は口臭の原因にもなるので、予防して、いつまでもきれいな歯、きれいな息でいたいものです。