20年後も美しい肌を保つために

 美人の条件は何でしょう?
いろいろあると思いますが、なによりもまず肌の美しさだと思います。街を歩いていて「美人だな」と思う女性は、例外なく肌がきれいです。
肌がきれいな方は何が違うのでしょうか?それは、昔からスキンケアを大切にしてきたから。50代、60代になってシミやシワが気になってきたところで高級化粧品を使っても、若い時から手入れしてる人には叶いません。
10代のころは夏に日焼けをしても、夏が終わると元に戻ります。20代になると日焼けした後にシミが出てしまい、ショックを受けたことがありませんか。

一度できてしまったシミは基本的に消えません。美白化粧品や病院で出す塗り薬で薄くすることはできますが、完全にはとれないでしょう。完全に取るならレーザー治療をするしかないと思います。
今の若い女性はスキンケアに対する意識が高いので、夏はUVカットの化粧品を使い、日傘をさしてアームカバーをはめています。それだけきっちりケアしていたら、10年後、20年後も美しい肌を保てるでしょう。
南の島で思いっきり泳ぎたくても、20年後に泣きたくないなら、若いうちから肌を守るしかないのです。
夏に日差しの強い場所に行くときは、肌に負担がかかるのであまり強い日焼け止めはつけないようにするのも方法です。SPF(紫外線防御指数)が30~40ぐらいの下地クリームを塗って、さらにパウダーファンデーションをこってりと塗ります。このときばかりは厚化粧でも仕方ないでしょう。肌を守るための措置なのですから。

 美肌を維持するためには、普段のスキンケアが一番大事です。
毎朝洗顔するとき、ぬるま湯で、洗顔料をつけずに洗いましょう。
水洗顔がいいという人もいますが、水だと毛穴が縮まってしまい、汚れが取れません。ぬるま湯で眠っている間についた汚れを落とし、毛穴を広げてから化粧水をしみこませると、肌がイキイキしてくるのが、自分でもわかると思います。
出来れば化粧品は、銀座トマトが開発したバラプラセンタの化粧水や美容液を使ってみてください。みなさんも自分の肌に合うものを使い続ければいいと思います。人の肌質によって合う合わないがあるので、高価な有名ブランドのものであっても自分に合うとはかぎりません。
最近は自然派の化粧品の種類も多いですし、肌に負担のかからない成分の化粧品を使うのが理想的でしょう。きつい成分の化粧品を長年使っていると、肌がどんどんくすんでいく原因にもなります。

顔を洗った後は、タオルで顔をこすらないのも基本です。肌を痛めないのがスキンケアですからね。柔らかいペーパータオルで肌を押さえて水気をとるのもいいでしょう。
夜はメイクを落とすためにダブル洗顔をします。クレンジングオイルを使ってしっかりメイクを落としてから、ぬるま湯で顔を洗うという順番です。そのときもゴシゴシこすったりしません。オイルでやさしくマッサージするようにメイクを落とします。
夏だけ紫外線を防いでいればケアしているとはいえません。日常の、こういう小さなスキンケアがもっとも重要です。